ハイコーフェス9

【僕が大好きな平井正也BANDへ】

【僕が大好きな平井正也BANDについて】

 

ハイコーフェスまで残り3日ですね。

着実に最後のチャイムの音が近づいて来て、

1日1日が本当に愛おしく感じています。

 

急に発生した台風の行方がかなり気になりますが、

どうやらハイコーフェスの日は大丈夫そうなので安心して来てくださいね。

少しくらい雨が降るかも知れないし、

それどころか大雨かも知れないけど、

空も泣いてくれているんだと想えば、

最後のハイコーフェスが「雨」なのも必然で、

それすら「ハイコーフェスの奇跡」なのかも知れませんね。

とは言え、油断大敵ですからね、

もし万が一の場合は急遽開催を中止する可能性もあります。

今のところ開催中止の可能性は「ほぼありません」が、

もし万が一で「災害レベルの暴風雨の場合」は急遽開催を中止致します。

皆さんも前日、前々日からこちらに移動する場合もあるでしょうから、

判断が非常に難しいところですが、

こちらもできる限り早い段階で「開催」か「中止」か判断しますので、

心配な方はこまめにホームページやSNSで動向をチェックしてくださいね。

 

台風の事ばかり心配をしている間に今日も過ぎちゃって、

ハイコーフェスの出演者紹介も今日で最後です。

あんなにクソほど面倒臭かったのに、

これで本当におしまいかと想うと、

何だか名残惜しくて、

しばらく書き始めるのをためらっていました。

 

ハイコーフェスは始まったら終わります。

でも始まらないと世界で1番面白くなれないから始めるしかなくて、

ちゃんと出演者紹介を読み切って予習してくれた皆さんには、

すでに「奇跡の欠片」が見えているんでしょうね?

「最後のドラマ」が見えていますよね?

きっと「ここ」をちゃんと読んでくれた人は、

もうすでに「想い出」が生まれている気がします。

もし、せっかく読んでもらえてるのなら、

せっかくなのでハイコーフェスで会いたいので、

せっかくなのでハイコーフェスに来てください。

1人でも全然大丈夫だし、

君がどんなに1人で淋しくても、

ボクが君の想い出になってあげます。

 

 

最後の「ハイコーフェス」には、

「ハイコーフェスの進藤くん」と、

「ハイコーフェスのこーちゃん」と、

「ハイコーフェスのさんちゃん」と、

「ハイコーフェスの近江さん」と、

「ハイコーフェスのちーさん」と、

「ハイコーフェスのココちゃん」と、

「ハイコーフェスの蓮くん」と、

「ハイコーフェスの澁谷くん」と

「ハイコーフェスのかおちゃん」と、

「ハイコーフェスのたみさん」と、

「ハイコーフェスの飴子さん」と

「ハイコーフェスの柴田くん」と、

「ハイコーフェスのモトノブさん」と、

「ハイコーフェスの藍さん」と、

「ハイコーフェスのタケちゃん」と、

「ハイコーフェスの椿ちゃん」と、

「ハイコーフェスのハゼくん」と、

「ハイコーフェスのサワちゃん」と、

「ハイコーフェスのしげちゃん」と、

「ハイコーフェスの除雪さん」と、

「ハイコーフェスの荒川さん」と、

「ハイコーフェスの高山さん」と、

「ハイコーフェスのナナミちゃん」と、

「ハイコーフェスのイオさん」と、

「ハイコーフェスのネネちゃん」と、

「ハイコーフェスの志津子さん」と、

「ハイコーフェスのミキちゃん」と、

「ハイコーフェスの智子さん」と、

「ハイコーフェスのキノコ夫妻」と、

「ハイコーフェスのキノコの先輩」と、

「ハイコーフェスの湯瀬さん」と、

「ハイコーフェスのユリちゃん」と、

「ハイコーフェスのユカコ」と、

「ハイコーフェスのカピちゃん」と、

「ハイコーフェスの葵ちゃん」と、

「ハイコーフェスのオノちゃん」と、

「ハイコーフェスのシオタク」と、

「ハイコーフェスのかなりちゃん」と、

「ハイコーフェスのカエルちゃん」と、

「ハイコーフェスのゼッキーさん」と、

「ハイコーフェスの醤油屋さん」と、

「ハイコーフェスの梅津くん」と、

「ハイコーフェスの京野さん」と、

「ハイコーフェスのアヤカちゃん」と、

「ハイコーフェスの大工さん」と

「ハイコーフェスの蘭子さん」がいます。

当日スタッフとして名乗り出てくれた「このみんな」で、

「最後のハイコーフェス」を楽しく支えるつもりなので、

「この人たち」って本当にハイコーフェスを愛してるから、

ハイコーフェスを愛してくれた人の事を喜ばせる名人だから、

きっとあなたの「想い出」になれる自信があるんです。

良かったらあなたが「ボクの想い出」になってくれませんか?

「ボクが君の想い出になってあげる、君がボクの思い出になってくれる」なんです。

 

 

前売り予約の締切をいよいよ明日に控えて、

今日現在で予約者数は「227人」で、

去年も前日まで「217人」だったのが前日で一気に「240人」まで増えたので、

今年も「最後のロックンロール」に期待しています。

 

とは言え、いつの間にか去年の前売り予約を上回るペースになってて、

まさか去年を一時的にでも追い越すなんて夢にも想ってなくて、

今日まで予約してくれた皆さん、

頑張って前売り予約の売り込みしてくれた皆さん、

本当に本当にありがとうございます。

まだ始めっても終わってもないけれど、なんかもうそれだけで胸が一杯です。

 

でも「あと少し」で終われるほど、

ボクは物分かりの良い性格ではなくて、

まだボクは前売り完売を全然諦めきれないので、

最後の最後まで絶対に諦めないので、

「出演者紹介」は今日でおしまいですが、

どうか最後までハイコーフェスを信じてお付き合いくださいね。

 

このまま「あと少し」で終わるのがクソ悔しいので絶対どうにかしてやります!

 皆さんも「ハイコーフェスの奇跡」を最後まで信じてくださいね!

合言葉は「ボクが思いつくだけの事が起こるだろう、君が信じられるだけ全部叶うだろう」ですからね!

 

 

そんな訳でいつも以上に長い前置きになってごめんなさい!

いよいよハイコーフェスの進藤くんの出演者紹介をラストです!

ボクが世界で1番大好きなロックンローラーで、

もう1人のハイコーフェスの進藤くんです!

マーガレットズロースでの出演も合わせて8年連続8回目の出演は、

さようならミスターハイコーフェス!

「平井正也BAND」の登場です!

 

 

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 【僕が大好きな平井正也BANDへ】

 

「僕」はもう二度と「ボクのロック」を語らないだろう。

そんな風に想っている内に、

今年もあっという間にハイコーフェスまで残り数日となってしまいました。

「1週間前には出演者紹介を終えて楽になりたいなー」って計画も立てて、

結構順調に進んでいたつもりだったけど、

「最後の出演者紹介」かと想うと、

「最後の平井さんの紹介文」かと想うと、

さすがに想うところがあって、

そうやって何日も最後の出演者紹介を書く気になれませんでした。

とは言え、確か去年も同じ様な事を言ってた気がするから、

もしかしたらただ単にボクが「怠けてた」のかも知れません。

 

今日まで「1片の想いの欠片」すら残っていないくらいに、

想いは全部吐き出したつもりだから、

そろそろ心が持たなくなってきて、

平井さんが「全部許してあげる」と言ってくれたので、

こんな直前の、こんなバタバタした時に、

こんなバカげた紹介文を楽しみに待っててくれる人なんて、

世界中探しても平井さんくらいしかいないと想うので、

「他の誰」に届かなくても「平井さん」に届けば良いと想うので、

今年も平井さんには「手紙」を書いて終わりにします。

 

僕はもう二度と「ボクのロック」を語らないので、

これがきっと「ハイコーフェスの進藤くん」の「遺言」なのでしょうね。

さようなら、さようなら、ボクのロックンロール、ボクのロックスター。

こんな世界初めて見せてもらったよ。

本当にありがとうございます、本当にです。

 

 

平井さんへ

 

平井さん、いよいよ最後のハイコーフェスが始まりますね。

今はどんな気分ですか?

どこで何を想っていますか?

ゴマシオが定休日の今日は、

朝からこーちゃんと二人でハイコーフェスの準備をして、

それで今日がまた過ぎようとしています。

 

別に「ハイコーフェスが」って訳じゃないんですが、

僕もこーちゃんもあまりに疲れすぎていて、

今日も夕飯を食べてから30分は動けませんでした。

珍しくテレビで「懐かしのヒット曲」の番組がやっていて、

ブルーハーツと尾崎豊と清志郎の映像が流れて、

それを二人でぼーっと見ながら、

「このままずっと三日くらいテレビを見ていたいね」って、

そんな夢みたいな話をしていました。

 

「どっち生活」が正解か分かりませんが、

でも今の僕と君にはどうしても、

「そっちの生活」が必要だった気がしていて、

だから、これで良かったと想っています。

 

 

平井さんはハイコーフェスが終わるって聞いた時はどんな気分でしたか?

哀しかったですか?

淋しかったですか?

悔しかったですか?

居た堪れなかったですか?

それとも実はホッとしましたか?

僕は正直言うと少し肩の荷が下りた気分で、

ここ何年もずっと「最後」って気持ちで続けていたけど、

本当にこれで「最後」かと想うと、

ようやくハイコーフェスから「許された」気分で、

自分で自分を「許す」なんて可笑しいけど、

でもようやく「何か」から「許された気分」でした。

 

もちろんこれで「最後」ですからね、

複雑な気分感情が入り組んで虚しくもなるんだけど、

ずっと「ハイコーフェスの終わり」なんか見たくないって想ってたけど、

「早くハイコーフェス来ないかなー」なんて、

「今」はワクワクしたりドキドキしてる自分がいます。

「解放感」とはちょっと違うけど、

でも厳かで神聖な気分で、

自分でも不思議なほどにやさしい気持ちでいられるし、

だから、きっと、「これが今やりたかった事」だったんだなって、

そんな風に想う事にしています。

 

お礼が随分遅くなりましたが、

新しいアルバムも送って頂きありがとうございました。

平井さんが手紙に書いてくれた様に、

実は僕も当日まで音源を聴かないでおこうかなーって、

そっちの方が感動するのかもなーって、

歌詞カードだけ読んでグッと我慢して何日もそのままにしていましたが、

今朝近所を散歩していたら、

お寺の入り口に「説法?」みたいなのを貼っているところがあって、

きっと和尚さんの気分で「ありがたい言葉」がちょいちょい変わるんだけど、

今日はあたらしくそれが更新されてて、

「聴くことは、自らを知り、相手を知ること」と書かれてて、

平井さんがあたらしいCDを送ってくれた事と、

「ありがたい言葉が更新された事」は、

とても偶然なんかじゃない気がしてしまって、

きっとこれも「ハイコーフェスの何か」なんじゃないかってそんな気分になってしまって、

「平井さんの想いを知る事」って、

「ハイコーフェスの進藤くんの想いを知る事」な気がしてきたので、

だからやっぱり「それ」を全部背追い込んで、

そうじゃなきゃ平井さんが信頼してくれた「ボク」じゃないみたいだし、

そうじゃなきゃ平井さんが愛してくれた「ボク」が哀しむ気がして、

最後のハイコーフェスに臨まなきゃウソだなーと想いました。

最後まで重っ苦しく、それでいて笑って見届けなきゃいけないのが、

きっと「最後のボクのハイコーフェス」で、

なので、今さっき、「できるだけ触れないようにして精一杯きみを思ってる」を聴かせてもらいました。

 

 

平井さん、

平井さんが「ハイコーフェスに捧げる曲」と言ってくれていた「6月」と言う曲は、

やっぱりとても素晴らしかったです。

「良い歌はイントロで決まる!」って言うのが自分の好きな音楽の物差しの1つだけど、

「6月」のイントロには「東京」に匹敵する「何か」を感じました。

曲の内容を詳しく書いちゃうと「みんなの楽しみ」を奪ってしまいそうなので、

ここであまり詳しくは書きませんが、

「できるだけ触れないようにして精一杯きみを思ってる」ってアルバムのタイトルが、

「今のハイコーフェス」を物語っている気もして、

ハイコーフェスを信じてくれたみんなの心には必ず響くと想いましたよ。

ハイコーフェスを知ろうとしてくれてた人の心には必ず届く気がしました。

平井さんは「好き」を曲げませんね、負けませんね、諦めませんね。

平井さんがハイコーフェスを想ってくれた長い時間が全部詰まっている曲で、

「宝物」みたいな、「想い出」みたいな曲をありがとうございます。

こんなに素晴らしいエンディング曲をありがとうございました。

 

 

平井さん、

「ボク」はどっちみちハイコーフェスの事は「後悔」すると想っています。

「後悔」しないで生きれたら、

もっと素晴らしい未来が待っている気もするけど、

ずっと「後悔」ばかりして生きて来た気もするし、

「後悔」してばかりの生き方も、

後ろ向きで想い出にすがるように生きるのも、

実は案外嫌いじゃない気もしてるんです。

「ボク」は「後悔」するために生きている気もするし、

「後悔」してばかりだからこそ、

こんなに素晴らしい「ボク」が生まれた訳で、

だから「ボク」は、きっと「後悔」します。

「後悔」しながらハイコーフェスを見送ります。

「僕」は出来れば「後悔しないで終わりたい」けど、

その先に「何」が待っているのか、

それを知りたいからこそ、

こんなにもドキドキしてワクワクしているのかも知れなくて、

どっちにしても言えるのは、

「6月」がハイコーフェスの会場に鳴り響いた瞬間が、

「僕とボクのハイコーフェスの最後のハイライト」です。

 

 

平井さん、

平井さんがいたからハイコーフェスは続きましたよ。

平井さんがいたから「ハイコーフェスの進藤くん」は頑張れましたよ。

これは紛れもない事実で、だから平井さんこそ「後悔」しないで下さいね。

平井さんはハイコーフェスに恋してるから、

こんな「終わり方」は不本意なのかも知れませんが、

去年あのままハイコーフェスが終わるより、

最後にちゃんと終わりを決めて開催出来る事が、

僕は本当に良かったと想っています。

 

今年の春も平井さんは「秋田」に歌を届けに来てくれましたね。

僕があんまり疲れてるから気を使って、

できるだけ触れないようにして精一杯思ってくれたんでしょうね。

もし平井さんがあのタイミングで秋田に来なかったら、

ボクはハイコーフェスを続けられなかったと想いますよ。

近江さんから「平井さんが来るよ!」って聞いたのは3月だったのかなー、

平井さんが近江さんのお店の10周年記念に歌いに来る事を聞いた時に、

「あ、平井さんはまだハイコーフェスを諦めてないんだ!」って、そんな風に想って、

「平井さんはどこまでも背中を押すなー」って、

そんなやり方で僕を励ましてくれるのは平井さんくらいで、

もうみんな「僕の疲れた姿」なんか見たくなくて、

「僕」に期待してくれてる人は世界中で平井さんくらいしかいなくて、

平井さんに「期待」されたおかげで、ハイコーフェスを続けられた気がします。

 

もちろん他の出演者の皆さんもたくさん期待してくれた気がしますよ。

でも平井さんくらい「僕」を応援してくれる人はいなかった気もします。

「僕」を想ってくれた人はいなかった気もしています。

誰かに「応援」してもらうって、「想って」もらうって、こんなに力になるんですね。

これが世界で一番だったはずの「ハイコーフェスの偏った愛情」って奴なんでしょうね。

「ボク」が死んでしまってからハイコーフェスには「そこ」が足りなくなっていて、

代わりに平井さんが「ボクの亡霊」になってくれた気もします。

なので、「最後の1回のハイコーフェス」は、

これは「僕」と「ボク」から平井さんへ感謝を込めて、

平井さんへの「卒業記念品」のつもりです。

かんたんに諦められないくらい好きだから「愛」なんですもんね、

ハイコーフェスの事を、ハイコーフェスの進藤くんの事を、

こんなに愛してくれて、本当にありがとうございました。

 

 

平井さん、

平井さんはハイコーフェスに初めて「価値」を与えてくれた人でした。

ボクに「価値」を与えてくれた人でした。

今でこそ「ハイコーフェス」は「ハイコーフェス」です。

でも「ハイコーフェスの価値」に誰よりも先に気付いてくれたのが平井さんで、

平井さんが初めてハイコーフェスに出演してくれた時に、

会場を見て口にしてくれた言葉が僕は今でも忘れられませんよ。

「進藤くん、ハイコーフェス凄いね」って呟いた平井さんの眼は本当にキラキラしていて、

それが本当の意味での「ハイコーフェスの始まり」だった気がしました。

「ぼくはハイコーフェスのファンです!」、

そんな風にみんなの前で堂々と口にしてくれた出演者も平井さんが初めてで、

バカで真剣でくだらなくてやさしくて、

いつも一生懸命でいつもボロボロなハイコーフェスに、

平井さんは「価値」を与えてくれたんです。

おかげで「ハイコーフェス」はちゃんと「ハイコーフェス」になって、

「好き」を曲げずに、負けずに、諦めずに、

「ハイコーフェス」も「ハイコーフェス」のまま終われそうです。

 

この「出演者紹介」だってそうでしたよね。

あまりに長すぎますからね、

来てくれるお客さんの半分も読んでくれないこの出演者紹介を、

「とにかくヤバいからハイコーフェスの出演者紹介を読んで欲しい!」って、

「進藤くん、ほとんど妄想で書いてるけど、ハイコーフェスの重要なファクターです!」って、

「物語の続きを読んでるみたいな気分になる!」って、

挙げ句の果てには「進藤くんは天才だから好きにさせてあげて!」なんて言ってもらえて、

どれだけ「ボク」に「価値」を与えてくれたのでしょう。

「こんな出演者紹介」が無くても「ハイコーフェス」だったのかも知れないけど、

「こんな出演者紹介」に押しつぶされて「ハイコーフェス」は終わってしまうのかも知れないけど、

「ボク以外」に「この出演者紹介が無ければハイコーフェスじゃない!」って想ってくれている人がいてくれた事が、

「ボクの大きな支え」で、平井さんは「ボクのハイコーフェスのかけがえのない存在」でした。

 

でも平井さん、

「今日この場所が世界で一番面白いと思って集まって来てくれて本当にありがとう!」も、

「ボクが思いつくだけのことが起こるだろう」も、

「ひとりになって淋しいなんて言いたかっただけです」も、

「中途半端にサイコーなんて言うなよ!笑わせんなよ!」も、

「最高になって最低になって」も、

「全部許してあげる」も、

「ぼくのしあわせをひきかえにします」も、

全部平井さんが「ボク」に教えてくれた言葉です。

なので、平井さんが愛してくれた「ハイコーフェス」って実は、

全部平井さんが作った音楽で出来ている訳で、

「ハイコーフェス」は「平井さんの作品」なのかも知れませんね。

そして、平井さんが愛してくれた「ボク」もまた、

「平井さんの作品」なのかも知れませんね。

こんなに素晴らしい「ハイコーフェス」と「ボク」を作ってくれてありがとうございます。

「ボク」も「ボクの大好きなハイコーフェス」も「全てあなたの作品」です。

 

 

最後に1つだけ平井さんにお願いがありました、

今年は最後だし、やっぱり平井さんに「あの言葉」を叫んで欲しいんです。

「今日ここであることが世界で1番面白いと思って来てくれて本当にありがとう」って、

あの「魔法の言葉」をです。

きっと「ボク」も「君」も「みんな」も「この言葉」を待ってる気がします。

僕たちは「世界」を変える事は出来なくても、

ハイコーフェスの「この世界」は変えたつもりだし、

この世界が「特別」だった気もしてるから、

いつか「この世界の事」なんか忘れちゃっても、

ずっと「特別な気」だけはしてて欲しいので、

「特別特別なフェス」のために死ぬほど叫んで欲しいんです。

 

できるだけ触れないようにして誠意一杯きみを想ってみたいのに、

終わりが見えなくて全然ダメでしたね。

他の出演者の皆さんには「ドラマ」を作りたくてたくさん書いて頑張ったつもりだったけど、

平井さんの紹介文が1番短くて、紹介文どころか「ただの手紙」になっちゃって、

でも平井さんは「ミスターハイコーフェス」だから、

「背負わされてるもの」が違うから、

「ドラマ」なんか背負わずに「みんな」を楽しませて下さいね。

平井さんが「ミスターハイコーフェス」なんだから、

「ハイコーフェスの向こう側」はきっと平井さんが教えてくれるものだと信じているから、

僕が何万字にしても伝え切れなかったこの気持ちを全部音楽にしてくれるのが平井さんだから、

「ボクのほとんど」は、「ハイコーフェスのほとんど」は、

「平井さんの歌詞」で出来ているから、あとは平井さんに全て託しますね。

 

こんな紹介しか出来ないくらい、

「吐き出す想い」が微塵も残っていないので、

「僕」の全ても許して下さい。

今日からの3日間はただ楽しみにハイコーフェスを想います。

 

 

「平井正也BANDサイコーです!」、

もし平井さん以外に「この手紙」を覗き見してくれた人がいたなら、

ボクが伝えたいのはきっとそれだけなので、

「ミスターハイコーフェス」がいて、

「ミスハイコーフェス」のアディーさんまでいるのが平井正也BANDで、

(プルタタで出演のマドカさんも鍵盤メンバーで出演しますよ)

アディーさんって皆さんご存知の「あのアディーさん」ですからね、

ボクはどうしても「最後のハイコーフェス」にはアディーさんにも立ち会って欲しくて、

ワガママ言っての平井正也BANDでの出演な訳で、

つまりは「何」が言いたいか分かりますよね?

アディーさんも「自分なりのケジメを付けに行く」って気合い充分なので、

「ミスター」と「ミス」が揃い踏みなんだから説明不要ですよね、

奇跡の1日の「主人公補正」を纏ったバンドが平井正也BANDですから、

ハイコーフェスで「平井正也BAND」って「奇跡」を目撃して下さい。

ハイコーフェスに行こうかどうかまだ悩んでいる人は絶対に見に来た方が良いですよ。

「Music for the Haikou by the Haikou of the Haikou」

「ハイコーのハイコーによるハイコーのための音楽」をあなたに届けます!

ハイコーがなければできなかったこと、ハイコーがなければ生まれなかった音楽を!

これが「忘れたくない想い出」ってヤツで、

これが「忘れられないロックンロール」ってヤツですからね!

 

 

ハイコーフェスは終わるけど、僕のロックは続きます。

さようなら、ミスターハイコーフェス。

さようなら、ボクのハイコーフェス。

 

「想い出のハイコーフェス」は永久に不滅だから、

「ボク」が「君」の「想い出」になってあげる。

 

 

 

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と言う事で、大変長らくお付き合い頂き本当にありがとうございました。

ハイコーフェスの進藤くんの出演者紹介は今日で本当におしまいです。

全部読んでくれた人は本当にスゴい人ですよ、

ハイコーフェスが相当に大好きだったんでしょうね。

こんな意味のないバカげた事に、

どこからどう見ても効率的じゃないバカげた事に、

どれだけの集客効果があったか分かりませんが、

「これ」があったからこそ「誰が出るとか関係なし」に、

ハイコーフェスには「奇跡」が生まれると信じてて、

なので本当は「自分のため」だけに書いてる気もしてて、

「ハイコーフェスへの愛」を確かめているだけなのかも知れません。 

「こんな事」でもハイコーフェスを信じてくれる人が1人でも増えてたなら、

なにもしないで祈るより100万倍くらい良かった気もするし、

「これが出来なくなったらハイコーフェスは終わりだなー」ってずっと想ってて、

自分なりのハイコーフェスへの覚悟を決める儀式みたいな感じだったけど、

今年も「やり遂げた」んだから、僕はまだハイコーフェスが好きなんでしょうね。

 

ハイコーフェスが終わる事については「言いたい事」もたくさんあるかも知れませんが、

たくさん人のたくさんの想いは全て「ボク」が食べてあげたので、

皆さんはハイコーフェスを「ただ楽しみ」に来てくださいね。

安心して「奇跡」を見に来てくださいね。

こんなにたくさんの「想い」が重なって、

それでようやく「奇跡」になるんだから、

ハイコーフェスを愛する全ての皆さんと、

「この夏、最後の夏の日」を、

「ハイコー最後の奇跡」を僕は笑って見届けたいんです。

 

最後にもう1度約束させてもらえませんか?

「今年も僕らは世界で1番面白いハイコーフェスをここに誓います」

 

それぞれがそれぞれに恋焦がれた「奇跡」みたいな1日が始まって終わります。

淋しくても悲しくても涙が出ても笑って終わろうね。

 

ハイコーフェスは世界で1番面白いです。

ハイコーフェスを信じて来てくれた皆さんには、

あの会場にいる全ての出演者がスタッフが全身全霊で「感動」を約束しますから、

1人で来ても絶対に1人になんかさせませんから、

ちょっとでも「行ってみようかな?」って想ってくれたなら、

最後に1回、もう1回だけ、僕に騙されて来てもらいたいんです。

「ボクが君の想い出になってあげる、君がボクの想い出になってくれる」、

どうか君も僕の想い出の欠片になって下さい。

まだ全然間に合いますからね、まだ始まってもないし、終わるまでは終わりませんから。

 

僕は今、この「あとがき」を書きながら、

なんでか急に「シド・ヴィシャス」の「May Way」を聴いています。

「信じたこの道を私は行くだけ、全ては心の決めたままに」だからです。

ちょっと長いけど、ここまで読んでくれた人なら大した事ないから、

せっかくだから僕なりの和訳を貼り付けるので暇だったら読んで見て下さいね。

「進藤くんって今こんな気分なのかなー」なんて想ってみたりしてね!

 

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そして今や終わりが近づいている

僕は終幕へと立ち向かう

友よ 僕ははっきり言える

確信を持って言うことが出来るよ

僕は精一杯生きてきた

どんな道も避けずに通ったが

そして 何よりずっと 自分の道を生きてきたんだ

 

少しは後悔することもあったよ

いまさら言う程の事ではないが

目を逸らさずにやるべきこととはしたし

僕が思いつく事をもとに遠回りをしながらも歩み

そして 何よりずっと 自分の道を生きてきたんだ

 

だが君が知っての通り

無理をして背伸びをした時があったさ

だが 自信のない時だって それもすべて飲み込んできた

それを食い尽くしてからそいつを吐き出してやったんだ

僕はひるむことなく何にでも立ち向かい 自分の道を生きてきたんだ

 

僕は愛し、笑い、泣いた

欲しいものは手に入れたけれど、失うこともあった

そして今や涙は乾き、楽しい思いで一杯になったのを感じるよ

僕がして来たいろいろなことを考えると

ためらい無く言えるだろうけれど

「ああ、いや、そうではないんだよ、僕に限っては、自分の信じることをしてきたのさ」

僕はただ 自分の道を生きてきたんだ

 

手に入れたのは何なのかと問われれば

僕じゃなくても 結局 持ってるものなど何もない

感じたままに言ってるんだ あいつらなんかに分かるの言葉じゃない

痛い目にも遭ったが ハイコーフェスが自分の道を生きてきた証なんだ!

そうさ それが 僕の生きる道だったのさ

 

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ってな訳で、僕は今、映画「シド&ナンシーのラストシーン」みたいな気分です。

あのラストシーンを「パンクスターの悲劇」と想う人もいるかもだけど、

「悲劇」で終わらせないのが最後のハイコーフェスなので、

「ハイコーフェスのラストシーン」がどんなか気になる人は、

今すぐTSUTAYAでレンタルして見てね!

 

ありがとう、さようなら、ハイコーフェス!

 

いよいよ最終回!

「ボク」と「君」の「みんな」の「ハイコーフェス」が始まります!