ハイコーフェス9

【ごあいさつ】

世界中に楽しい事が次から次にあるにも関わらず、

懲りずに毎年進級してくれる皆さんも、

今年初めてハイコーフェスに興味を持ってくれた皆さんも、

お待たせしました、今年もここからハイコーフェスの始まりです。

 

「やっぱり続いたか!」って安心した人、

「マジか!続くのか!」ってビックリした人、

「やめときゃ良いのに!」って影で笑っている人、

「嬉しいです!」って泣いてくれた人、

たくさんの「声」をありがとう、

たくさんの「愛」をありがとう、

たくさんの「悔しさ」をありがとう、

たくさんの「想い」をありがとう、

たくさんの「なにか」を抱きしめて、

本当にこれが「最後のハイコーフェス」の始まりです。

 

わざわざ「最後の」なんて強調して書いてますけどね、

「最後の1回!」、「最後の1回!」で、

もう何年も続いてしまったハイコーフェスです。

今更「最後」なんて書いたからって、全然信憑性がないですよね。

「そう言って来年シレッと10回目を開催するんでしょ?」ってそんな風に思うかもです。

(巷では狼少年進藤くんですからね。)

 

でも今年は「今までの最後」とはちょっと違ってて、

初めて自分の中で「最後にしよう」って気持ちに納得してて、

誰の為にでもなく、誰かのせいでもなく、全部ボクの気持ちだけで、

今回で「最後にしよう」ってちゃんと思えたんです。

 

「最後、最後」でここまで続いてきた全然潔くないボクのハイコーフェスです。

ここまで来たら淋しいも悲しいも勿体ないも虚しいもありません。

むしろ最後のハイコーフェスに向かう日々が楽しみで楽しみで仕方ないくらいです。

 

今までのボクなら、何の前触れもなく終わった方がロックっぽいなーって、カッコ良いなーって、

そっちの方がハイコーフェスの進藤くんの美学っぽいなーっなんて思っていたところだけど、

ちゃんと「終わり」を決めて、ちゃんと「終わり」を宣言して、ちゃんと「終わり」を見届けてもらって、

「9(急)」に終わるのもしょーもないダジャレ好きな進藤くんらしい気もして、

重っ苦しくまとわりつく罪のような想い出なんかより、

ただ楽しい想い出だけでハイコーフェスを終わりにしたくなったんです。

「ハイコーフェスの想い出」は全部楽しいだけで塗り潰してやろうと思ったんです。

なのでちゃんと終わりを決めてスタートして、終わりに向かって進んで行って、終わりまで一緒に見つめてください、

始まってから終わるまで全部面白いのがハイコーフェスなんだから、

今からハイコーフェスが終わる瞬間まで皆さんにも一緒に楽しんもらおうと思っています。

 

ボクがハイコーフェスで皆さんにお届けする「ロック」みたいなモノは、

きっと音楽じゃなくても良かったモノなんかじゃなくて、音楽じゃなきゃダメだったモノで、

どうしてもう1度続けようと決めたのか、今考えてみても正直自分でも訳が分かりません。

良かったのか、悪かったのか、どれだけの熱量が残っているのか、同じ気持ちでやれるのか、それすら分かりません、

でも、どうしてここで終わらなきゃいけないのか、それはボクが一番知っている事で、

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愛情に束縛を感じ始めた時、人は悟るのです。

もうじき終わるに違いないと。

ボクは別れの言い方が分からないし、

君をそれを言うべき時が分からない。

愛、愛、愛、愛、愛してますから。

最後に1つだけ覚えておいてくれ、

消え去るより燃え尽きた方が良いんだってことを、

覚えておいてくれよ、君がロックだってことを。

さようなら、さようなら、さようならなんだね、ロックンロール、

ロックが死んでしまったならば、それはロックの勝手じゃないか。

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予告編動画で、さんちゃんにアフレコしてもらったこの言葉が全てです。

ハイコーフェスの、あのとてつもない大きな愛が溢れてしまって、

ボクも君もみんなもきっと溺れてしまったんだと思います。

ハイコーフェスでは愛が何より強いからなのでしょうか、ボクは愛が少し怖くなっていました。

 

ヤバい、すぐ重くしちゃうのが悪い癖ですね、初っ端からこれは長くなるパターンです(笑)、

なので、そういうのも全部ひっくるめて、ぐるぐるにして、ぐちゃぐちゃにして、ドッカーンして、ズッキューンして、

それでもハイコーフェスは最後の最後まで愛をお見せするつもりでいます。

それでこうして最後のハイコーフェスの始まりなんです。

 

別に悲しんだり、寂しがったり、哀れんだりしないでくださいね、ただ楽しい想い出だけを作りましょう。

大切な想い出が1つあれば支えになるし希望になるのでハイコーフェスを想い出にしてください。

大人になると気付くけど、「記憶」はたくさんあるのに「想い出」はなかなか出来ません。

だからこそのキャッチコピー、「ボクが君の想い出になってあげる」です。

 

いちいち言葉で伝えようとするからいつも重くなるので今年は背中で語るつもりです!

せっかくタミさんが気合いを入れて「進藤くんの出演者紹介」のコーナーも作ってくれたけど、

もはやハイコーフェスに言葉なんか必要ない気もしています。

ボクの「想い」はきっと届くはずなので、「まあ見ててよ!」って感じで自信しかないので、

どうか最後の最後まで一緒になってバカになってください!

 

なにはともあれ、出演者の名前なんか全然知らなくても、まだ全然好きじゃなくても、

「騙された」と想って来てくれたらきっと分かります!

 信じてくれたら大丈夫、きっとハイコーフェスが君の想い出になってくれるから!

 

そんな訳で、こんなにも暑苦しい「学級新聞」のコーナーでは、

今年もハイコーフェスに関するいろんな情報を更新していく予定ですので、

ちょくちょく更新するように頑張りますので、

時々で全然大丈夫なので「想い出す」みたいにたまに覗いてくれたら嬉しいです。

 

今年もあの場所で、この夏いちばんのとびきりロックな想い出を作りましょう!

ハイコーフェスを愛する全ての皆さんに、まだハイコーフェスを知らない遠くの誰かに、どうかこの想いが届きますように!

 

たくさんの「ボク」と「君」と「みんな」に感謝と愛をこめて、

「ボクが君の想い出になってあげる」

  

 

秋田ハイコーフェス実行委員会

実行委員長 進藤直樹